新着情報

2024.10.15

事務所移転しました。


2023.12.1

アクリロニトリル酸素安定度試験の削除推奨について(文書掲載あり 日本文/英文)


現在アクリロニトリルの試験項目として実施している酸素安定度試験は火災等の危険を伴う上、当該試験実施による品質保証上の必要性は低いと判断されます。そのためアクリロニトリルの試験項目から酸素安定度試験を削除することを推奨します。

2023.12.1

アクリロニトリル工業会ホームページを開設しました


工業会の概要について

1960年代の高度経済成長中の日本において合成繊維需要が拡大する中、日本アクリロニトリル工業会は1966年(昭和41年)3月1日にアクリロニトリル事業の健全なる発展を期するために設立されました。

協会名称 日本アクリロニトリル工業会
(英語表記 Japan Acrylonitrile Industry Association)
設立 昭和41年3月1日
事業目的 当工業会は我が国においてアクリロニトリルモノマーを製造する会社をもって組織し、会員相互の協力によってアクリロニトリル工業界の健全なる発展に貢献することを目的としています。
事業概要

当工業会はその目的を達成するため、次に掲げる事業を行っています。

  1. アクリロニトリル事業の健全な発展のための調査研究および課題への対処
  2. アクリロニトリル事業に関する技術・環境・品質等共同で取組むべき課題への対処。
  3. 資料の収集並びに統計の作成
  4. 上記の他本会の目的を達成に必要な事項

会員会社

旭化成株式会社

住友化学株式会社

三菱ケミカル株式会社

アクリロニトリルについて

 アクリロニトリル (acrylonitrile) はプロピレンとアンモニアと酸素を反応させて生産される有機化合物です。アクリロニトリルは化学繊維、合成ゴム、樹脂など、様々な用途に利用される重要な中間原料となっています。
 アクリロニトリルから製造されるアクリル繊維は羊毛に似た肌触りを持つ柔らかく軽い繊維で、衣料用ではニット製品や寝具、産業用では製紙用フェルトや濾過布などに加工されています。また、アクリル繊維を加工した炭素繊維は軽くて丈夫な特徴から、航空機の機体などにも使用されています。
 アクリロニトリルの代表的な合成ゴム向けの用途は、ブタジエンとの反応からから製造されるニトリルゴム(NBR)です。NBRは優れた耐油性を持ち合わせているため、自動車部品や工業用パッキンなど、オイル回りの製品によく使われています。
 また、アクリロニトリルは主要な樹脂原料ともなっています。代表的な樹脂であるABS樹脂は、アクリロニトリル(A)、ブタジエン(B)、スチレン(S)を原料として製造される樹脂で、熱や衝撃に強いなどの優れた特性から様々な用途に利用されています。特に自動車向けで多く使われ、車体重量の軽量化に貢献しています。

アクセス


都営地下鉄新宿線  小川町駅   B7番出口 徒歩1分
東京メトロ丸の内線 淡路町駅   B7番出口 徒歩1分             
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅 B7番出口 徒歩1分

JR御茶ノ水駅   徒歩8分
JR神田駅     徒歩10分             
JR秋葉原駅    徒歩12分
東京メトロ神保町駅 徒歩9分
東京メトロ大手町駅 徒歩12分