肥料の選び方

1.肥料は、JA農協、JAグリーンや園芸店、ホームセンターなどで買うのが普通ですが、いろいろな種類の物が置かれていて、どれを選んでいいのか迷ってしまいます。家庭菜園をはじめてこころみる方は「即効性の化成肥料で、窒素、りん酸、加里の3要素を含み、それらの成分含有率が8%以下の低いもので、同じ%になっているもの」を選ぶのが一番安全で確実です。この条件にあうものとしては、窒素−りん酸−加里の成分量が8%−8%−8%、7%−7%−7%などの化成肥料があります。

2.肥料の袋の表側に肥料の種類や窒素−りん酸−加里の成分割合を書いてあるものが多くなっています。しかし、そのような表示がなかったり、肥料の素性をさらに詳しく知りたい場合は、袋の裏の保証票を見ます。これは、肥料取締法に基づいて表示が義務づけられているものです。どこのメーカーのものでも、記載されている成分は必ず入っていますので安心して購入できます。なお、この法律の取り締まり範囲外の資材(ほとんどの微生物資材や堆肥)には表示の義務がないので購入時に注意が必要です。
以下に、保証票の例とその意味、見方を載せますので参考にしてください。

生産(販売)業者保証票

この例では、窒素、りん酸、加里の含有率がすべて8%なので、略称で、8−8−8とよんでいます。この肥料1kgには、1000g×8%=80gの窒素、りん酸、加里が含まれていることになります。
(注)即効性の化成肥料の場合は、成分のほとんどが水に溶けるので、作物にすぐ利用されます。したがって、作物の施肥基準(後述)がわかれば、必要な施肥量が簡単に計算できます。一方、有機質肥料の場合は、成分の全量を作物が利用できるわけではなく、肥効もゆっくりと現れます。したがって、施肥量の計算は少し複雑になります。
(注)りん酸と加里は、これまでの慣例により酸化燐(P205)、酸化加里(K20)の%で表されています。したがって、リン(P)、加里(K)に換算すると8%よりも低くなります。

戻る